【19-20】日本人選手はCLの決勝Tで見ることはできる?

【19-20】日本人選手はCLの決勝Tで見ることはできる?

海外サッカーに詳しい人ならば、知らない人がいないと言って良い大会が、CL(UEFAチャンピオンズリーグ)です。

サッカー界では世界中のトップクラスの選手が、ヨーロッパのクラブに所属していますし、その中でも主要国の上位チームがタイトルを争う大会として高い知名度を誇っています。

 

参戦中の日本人選手とは

 

19-20シーズンのCLに参加した日本人選手は、ザルツブルク(オーストリア)の南野拓実ガラタサライ(トルコ)の長友佑都ゲンク(ベルギー)の伊東純也の3名です。

 

サッカー日本代表の監督が森保監督になってから、中心選手としてプレーしていたポルト(ポルトガル)の中島翔也は予備選で敗退したために参加できませんでした。
 

第5節が終了した段階での状況

 

【南野拓実】

順位 勝点 引分け 得失点差
1位 リヴァプール 10 3 1 1 3
2位 ナポリ 9 2 3 0 3
3位 ザルツブルク 7 2 1 2 5
4位 ゲンク 1 0 1 4 -11

 

南野拓実が所属するザルツブルクは第5節終了時点で3位についており、2位のナポリとの勝点差は2です。
1勝すれば3ポイント差は逆転可能ですので、全く可能性が無いとは言い切れません。

しかし、大きな障壁となるのは最終節の対戦相手が、王者リヴァプールという点です。
今シーズンのリヴァプールは、優勝を果たした昨シーズン以上の完成度を誇っています。

イングランド・プレミアリーグでは15試合を終えた時点でも、未だに無敗を保っており、独走状態に入っています。

 

ただでさえザルツブルクは当該ライバルのナポリが負けることが条件である上に、王者リヴァプールに勝利して勝点を3追加する必要があります。
 

※ 2位争いの対象相手となるナポリとの対戦成績は、ナポリ側の1勝1分ですので、勝点が並んだときにはナポリの勝ち抜けとなります。
そのためにザルツブルクがリヴァプールに勝利して勝点3をプラスしても、ナポリが最終節に引分け以上の成績であれば、ナポリの勝ち抜けが決定します。

 
逆転での決勝T進出を期待したいですが、可能性としては低いと言わざるを得えないでしょう。

 

【伊東純也】

伊東純也が所属しているゲンク(ベルギー)は、南野拓実のザルツブルクと同グループです。

第5節が終了した時点でグループ最下位が決定しているために、3位になってEL(ヨーロッパリーグ)に出場する権利を獲得するチャンスもありません。

ゲンクはCLの決勝Tに進出できる可能性は無くなりましたが、チャンピオンズリーグに今後のキャリアの中で何度出場できるかわからないために、1試合ずつ大切に戦ってほしいですね。

レギュレーション的には消火試合と言える最終節ですが、ゴールやアシストを記録することで、ステップアップの可能性が無いとは言い切れません。
最後まで悔いの残らないプレーをしてくれることを期待したいです。

 

【長友佑都】

順位 勝点 引分け 得失点差
1位 パリ・サンジェルマン 13 4 1 0 10
2位 レアル・マドリード 8 2 2 1 4
3位 ブルージュ 3 0 3 2 -6
4位 ガラタサライ 2 0 2 3 -8

 

このグループは上位2チームと、下位2チームの実力差がはっきり出ています。

パリ・サンジェルマンとレアル・マドリードが勝ち抜けることは戦前から予想されていたことで、ブルージュとガラタサライがグループリーグを勝ち抜けたら「奇跡」と言っても良かったでしょう。

ただし、ブルージュやガラタサライの選手たちにとっては、大舞台でパリ・サンジェルマンやレアル・マドリードという名門チームと対戦できること自体が、大会に参加する大きなモチベーションになっていたと言えます。

ブルージュとガラタサライの立ち位置としては、グループ3位になって、EL(ヨーロッパリーグ)出場権を獲得することが目標と言えるでしょう。

 

お互いの最終節の対戦相手は、ガラタサライはアウェーでパリ・サンジェルマンと、ブルージュはホームでレアル・マドリードとなります。

両チームとも超強豪との直接対決になるために、勝点を上げることは非常に難しいです。

従って、第5節終了時点で3位になっているブルージュが、ヨーロッパリーグの出場権を獲得する可能性が高いです。

また、長友佑都はガラタサライから放出されるという情報も流れており、冬の移籍期間中に別のクラブに移籍するかもしれません。

他クラブへの移籍が成立した場合には、そのクラブがCLやELで勝ち進んでいても、今シーズンすでにガラタサライでチャンピオンズリーグに出場している長友選手は、他クラブでヨーロッパの大会に出場することはできません。

その場合には、移籍先のリーグ戦のみに集中してプレーすることになります。

これらの状況からみて、日本人選手を19-20シーズンのCLの決勝Tで見れる確率は低いと予想します。

 

EL(ヨーロッパリーグ)では多数の日本人選手が見られる可能性が高い

 

チャンピオンズリーグの救済措置として、グループリーグの3位チームにはEL(ヨーロッパリーグ)の出場権が与えられるというルールがあります。

ELの優勝チームは、翌シーズンのチャンピオンズリーグに無条件で出場する権利が貰えるために、大会へのモチベーションも高いチームが多いです。

 

リーグ戦では苦戦を強いられているチームであっても、ELを優勝することでCLの出場権を獲得したチームは過去にすでにあります(チェルシー、セビージャなど)。

 

ELに参戦中の日本人選手

 

選手名 チーム名 国名
長谷部 フランクフルト ドイツ
鎌田 フランクフルト ドイツ
中島 ポルト ポルトガル
堂安 PSV オランダ
菅原 AZ オランダ
浅野拓磨 パルチザン セルビア

 

ザルツブルクがチャンピオンズリーグでグループ3位をキープすれば、南野拓実も参戦します。

上記の選手たちの多くが決勝トーナメントに進出できる位置に付けており、敗退が決定しているのは、パルチザン・ベオグラード(セルビア)に所属している浅野拓磨のみです。

 

まとめ

19-20シーズンのCLでは、決勝トーナメントで日本人選手を見れる確率は低くなってしまいました。

しかし、ヨーロッパリーグではたくさんの選手が参加するために、各国の強豪チームとの対戦を楽しめます。

また、チャンピオンズリーグは日本人選手がいなくても、ヨーロッパのサッカー大国の上位チーム同士が真剣勝負をする場です。
決勝トーナメント1回戦から熱い試合が数多く行われることが予想されますので、海外のトップクラスの試合を見たい人におすすめです。